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数学bot (https://twitter.com/mathematics_bot) の解答を作ってみるブログ。 投稿されたオリジナル問題を中心に。各出題者ごとの問題採番はバルム氏のまとめ(http://balm.web.fc2.com/mathmatics.pdf)に準じています。
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正方形ABCDの内部にある点Oに対しOC:OD:OA=1:2:√5であるとき、∠BOCの大きさを求めよ。(nyoki1007様)


OC=1, OD=2, OA=√5 の場合を考える。
正方形 ABCD の一辺の長さを a とすると、
余弦定理より
cos∠ODA = (a^2-1)/4a
cos∠ODC = (a^2+3)/4a
∠ODA と ∠ODC は余角の関係であるので、cos^2∠ODA + cos^2∠ODC = 1
よって、{(a^2-1)/4a}^2+{(a^2+3)/4a}^2 = 1 を解いて、
a = ±1, ±√5
点 O が正方形の内部にあるので a = √5 である。

AB = AO = AD = √5 より、点 A を中心とする半径 √5 の円は △BOD の外接円である。
したがって円周角の定理より ∠BOD = 3π/4
また、OC=1, OD=√2, CD=√5 より ∠COD = π/2
よって、∠BOC = 3π/4

OC=1, OD=2, OA=√5 でない場合もこれの相似形であるので、∠BOC = 3π/4 である。
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